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SWIFTROCK™
常識を変える、
清浄度監視モニタ。

もう、泡てない。

計測機器が作動油・潤滑油中の気泡を
「摩耗粉」と勘違いや、突発的な故障に大慌て。
今まで関係者を悩ませてきた問題は、
気泡の影響を受けずに常時監視することで防げます。
わたしたちヤマシンフィルタが、
新たに開発した「SWIFTROCK™」は、
それらの悩みを解決するだけでなく、一般的な光学式測定器よりも、
格段に低コストでの導入が可能です。
これさえあれば、
もう、“泡てること”は、決してありません。

なぜ、SWIFTROCK™
必要なのか

摩耗粉は「油圧機器最大の敵」。
油圧機器は
「常時検診」の時代へ。

油圧・潤滑装置の故障原因のトップは摩耗粉です。図1)の通りマサチューセッツ工科大学のラビノビッツ博士による研究結果でも油圧装置の故障原因の50%は摩耗であると発表されています。信頼性の高い操業を求められる分野ではノイズ、振動、電流値を測定するセンサが油圧装置に取り付けられ常にその数値が監視されています。しかし、これらのセンサで異常が検知された時は装置の内部で何らかの損傷が発生していることを意味します。SWIFTROCK™は油圧・潤滑装置故障の主要因となる異常摩耗の発生起点を検知し図2)、機器本来の信頼性と寿命を維持することに貢献します。
図1) 油圧・潤滑装置の故障原因
図2) 油中摩耗粉量の常時監視による異常の早期検知
人の健康を例に考えてみましょう。多くの人々が、年に一度の健康診断にその指針を委ねています。しかし、知らぬ間に異常をきたしていて、治療に時間とお金が発生することもあるでしょう。もしも、健康に関わるあらゆる数値を常時検診することができれば、体に変調をきたす前に適切な対応を行うことができるようになるはず。
油圧装置も同じです。血液の役割を果たしている作動油の状態を常時監視することで、摩耗粉の異常発生をいち早く検知し、重大な欠陥を防ぐことが可能になるのです。こうした考えから開発されたのが、ヤマシンフィルタの「SWIFTROCK™」です。これを導入すれば油圧・潤滑機器の突発故障を防ぎ、「もう泡てない」で済むことになります。
図1) 油圧・潤滑装置の故障原因
図2) 油中摩耗粉量の常時監視による異常の早期検知
SWIFTROCK™
6つの
油圧・潤滑機器の「常時検診」を実現し、
多様な価値をもたらす――
SWIFTROCK™が持つ、
革新的な機能・特長をご紹介します。
01
イニシャルコストを
大幅に削減。

卓越した研究開発力と
技術力を駆使して、
圧倒的なイニシャルコストを
実現しました。

数百万円するモデルも決して珍しくない、
既存の光学系粒子計数器(パーティクルカウンタ)に対し、
「SWIFTROCK™」はLEDを採用しているため、
イニシャルコストを大幅に削減することができます。
また、装置自体もコンパクトなサイズであるため、設置も簡単です。
ヤマシンフィルタが誇る研究開発力だから実現できた
数々の機能によって、大幅なコストカットが可能となります。

イニシャルコストを大幅に削減。 イニシャルコストを大幅に削減。

SWIFTROCK™
の優位性

高さ141mm×幅86mm×奥行45mmの
コンパクト設計

油圧・潤滑装置のコンパクト化に伴い、装置内部も高集積化しています。SWIFTROCK™は、コンパクトかつ堅牢な設計で、さまざまな種類の装置に、簡単に設置することができます。

02
気泡に影響されない
測定が可能。

作動油・潤滑油の清浄度監視を妨げる、
最大の弱点を克服。
もう泡てる必要はありません。

既存のパーティクルカウンタは、光学系であるがゆえに、
気泡を粒子として計測してしまうデメリットがありました。
ヤマシンフィルタの独自技術を駆使した「SWIFTROCK™」ならば、
気泡を汚れと誤認することなく、
より正確な清浄度を測定することが可能です。
これまで、作動油・潤滑油の清浄度監視を妨げていた最大の弱点を
克服することに成功しています。

SWIFTROCK™
耐気泡技術

気泡と固形粒子を切り分けて測定する技術(特許申請済)の開発に成功し、油圧・潤滑装置故障の最大要因である摩耗粉に絞った清浄度監視を実現しました。

03
流量変動に強い。

流入流量が不安定な環境でも、確かな性能を発揮します。

油圧装置には何らかの流量変動があり、
それによってパーティクルカウンタでは測定できなくなるケースも想定されます。
「SWIFTROCK™」ならば1.2L/minから5.0L/minの範囲であれば、
正確に清浄度を測定できます。

SWIFTROCK™
耐脈動技術

センサへの流入量が変化しても、
センサ出力は一定に保たれます。

油圧・潤滑装置の回路において、流量変動は必ず発生します。ヤマシンフィルタは、その影響を受けない技術を独自に開発しました(特許申請済)。この技術によってインライン、オンラインどちらの用途にも使用することができます。

04
高圧力にも安心。

高圧ラインでも設置できる剛性を備えています。

どれほど過酷な状況下でもしっかりと清浄度を測定できる、
それも「SWIFTROCK™」の強みです。
高圧環境下における耐性をテストするインパルス試験では、56MPaの圧力で210万回をクリア、塑性変形や割れ、リークの無い設計となっています。

SWIFTROCK™
耐圧設計技術

56MPaの圧力で210万回印加しても
塑性変形や割れやリークが無い安心安全設計。

過酷な現場で活躍する建設機械。その高圧フィルタでトップシェアを誇るヤマシンフィルタは、堅牢な筐体設計・製造技術を持っています。高圧下の条件でも正確に清浄度を測定できる。それもSWIFTROCK™の強みです。

05
高温に強い。

100℃の高温条件でも
清浄度測定が可能です。

LEDは高温の状況下では発光効率が低下する性質がありますが、
「SWIFTROCK™」ではLEDの温度に対応して補正する機能を搭載、
安定した測定を可能としています。

SWIFTROCK™
耐環境技術

LED温度に対応した補正係数を
センサ出力に加味する機能を搭載。

LEDは高温になると発光効率が低下する性質がありますが、温度補正機能により、マイナス30℃から100℃の広域の温度条件で使用できます。

06
メンテナンス負荷を
軽減。

生産現場を支える、
負荷の軽減に貢献します。

「常時検診」を実現する「SWIFTROCK™」によって、装置のメンテナンスは最低限で済むようになります。
また、基準値を超えた場合は遠隔での通知も可能、生産現場の無駄を省くことにも貢献しています。

油圧・潤滑装置の
清浄度検査の未来

ICTとさまざまな産業の
IoT化を支える。

建設機械を中心に製品を提供してきたヤマシンフィルタですが、「SWIFTROCK™」はあらゆる産業分野への活用が可能です。
労働人口の減少によって、よりスマートで、
生産性の高い環境を整備することが
求められています。
いつでも、どこにいても、
リアルタイムで装置の状況を把握できる。
その機能を通じて、あらゆる産業における
「IoT化」や「スマートファクトリーの実現」を
支えていきます。
製鉄所
建設機械
製紙工場
発電所
風力・水力発電所
工作機械
航空機
Specifications

SWIFTROCK™寸法

SWIFTROCK™諸元諸表

No. 項目 仕様 備考
1 最高使用圧力 42MPa
2 使用流体温度範囲 -30℃~100℃
3 使用流量範囲 1.2L/分~5L/分 目安
4 測定可能流体 シール材ニトリルゴムとの
適合性があり、
かつ、LED光が
透過できる透明な流体。
エマルションタイプや
水分が混入し濁った液は
測定できません。
5 測定可能清浄度範囲 AS4059(旧NAS)
6等級~12等級相当
±1等級程度
6 測定可能粒径・
粒子数範囲
上記の測定結果より
類推することになります。
7 内部シール材 ニトリルゴム
8 本体との取合い 9/16–18 UNF
9 防塵・防水 IP68
10 電源 DC9V~36V
11 配管接続口径 2-9/16-UNF 流れ方向の規定は
ありません。
どちらの接続口も
In/Outに使用できます。
→ スクロールして閲覧可能です。
※上記仕様については予告なしに変更する場合がございます。
SWIFTROCK™

ヤマシンフィルタ株式会社

〒231-0062
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル16F
< お問合せ先 >
TEL:045-680-1673(営業代表)
FAX:045-680-1682(営業代表)
URL:www.yamashin-filter.co.jp
E-mail:swiftrock@yamashin-filter.co.jp